2012年
10月 24日

高齢者が寝たきりになる原因は?

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          高齢者にとっても高齢者を介護する人にとっても、一番困るのが「寝たきりになる」ということです。

高齢者が寝たきりになるきっかけって一体なんだと思いますか?

病気や障害・・・いろいろな理由で、寝たきりになってしまいますよね。

・風邪をひいて寝込んでしまう
・体の麻痺
・骨折のため動けない
・関節痛や腰痛
・治療のため長期間寝込む

上記の理由が主な寝たきりの原因です。

ここで問題ですが、「寝たきり」と「寝かせれきり」はどっちが問題だと思いますか?

答えは「寝かせれきり」です。

上記であげた理由によって、寝たきりになってしまうのは、正直仕方のないことです。

しかし、問題なのは、本当は寝たきりになる必要も無いのに、周囲の都合で寝かされきりになっていることなんですよね。

残念なことに、最近はこのような高齢者が増えてきているそうです。

寝たきりは病気や障害が原因なのではなく、その後の過ごし方や介護に問題があっておこることが多いんですよ。

だから、、はやくベッドから起き上がらせるなどの対応が必要なんです。

確かに、介護をする人にとっては、高齢者の方が寝ていてくれる方が安心ですし、楽なのでしょう。

でも、それがどんどん悪化をさせてしまう原因でもあることを知ってほしいです。

私の友達の話ですが、幼馴染のおばあちゃんは友達にも私にもとっても優しい人でした。

時間があれば、いつも駄菓子屋さんに連れて行ってくれていました。

でも、ある日脳梗塞で倒れてしまい、寝たきりになってしまったんです。

幼馴染は父子家庭。

おじさんは日中働いているので家にはいない。

友達も学校にいるし、帰ってきても幼いのでおばあちゃんの介護のサポートはできても介護はできません。

おばあちゃんは、左半分は動ける状態でしたが、右半分は麻痺してしまっていたので、リハビリのためにも右半分を動かすように体を動かしてあげてください。と医師に言われていたそうです。

でも、その時間がなかったんですね。

今でも幼馴染は、「あのとき、私がもっと大人だったら、おばあちゃんを寝たきりにさせることはなかった。今度は私がいろいろなところに散歩に連れていきたかった」と言います。

寝たきりはどうしようもないことがありますが、寝かせきりというのは、改善できる問題です。

ぜひ寝かせきりにさせないようにしてほしいと思います。


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