2014年
4月 4日
テーマ : ├脳
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亜急性硬化性全脳炎とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

今日は脳の病気である、「亜急性硬化性全脳炎」という病気についてのご紹介です。

亜急性硬化性全脳炎とは、英語ではsubacute sclerosing panencephalitisといわれ、その頭文字をとってSSPEともいわれています。

はしかウイルスによって進行が遅い脳の炎症の病気です。

この病気の特徴は、はしかを発症してから、数年の潜伏期間(5~10年)の後に発病するというところがあります。

この病気の治療法は現在でも確立されておらず、予後が思わしくない病気となりますので、はしかを発症したときは注意が必要となるでしょう。

この病気になっている人は、日本では150人くらいと考えられており年間発症数は以前は10~15人くらいでしたが、麻疹ワクチンの普及以後は減少したため、年間数人という割合に減少しました。

なお、この病気は幼い男児に多く発症しているようですね。

この病気の遺伝性はありませんし、人に感染することもありませんので、この点を勘違いしないようにしてください。

亜急性硬化性全脳炎が発症したら、まず学校の成績が低下することから始まることが多いと言われています。

脳の炎症ですので、記憶力が低下し、いつもと違った行動を行い、感情が不安定にもなってきます。

そして、歩行障害や字が下手になることで、気付かれること多いとのこと。

先ほども言いましたように、亜急性硬化性全脳炎の治療法はまだ確立されておりません。

それでも治療がまったくできないわけではありませんので、安心してくださいね。

免疫機能を調整する薬剤としてのイノシンプラノベクス(イノシプレックス)を口から服用する薬剤、ウイルスに対する薬剤(抗ウイルス剤)として、インターフェロンの脳内への投与(髄腔内あるいは脳室内)の併用がもっとも用いられている治療法となっています。

進行がゆっくりな病気となりますので、先ほど挙げたような症状が出て、過去にはしかにかかったことがある場合は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。

現在、亜急性硬化性全脳炎の治療法を確立するために、いろいろな研究や実験がなされていますので、いつか、この病気を治すことができるような治療法が見つかると信じています。


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