2014年
5月 1日

橋本病

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

橋本病という名前をよく耳にします。

 

でも、実際、橋本病という病気の名前だけ知っていて、その中身はよくわからないという人もいることでしょう。

 

 

橋本病は、甲状腺に慢性の炎症が起きている病気です。


 

その炎症の原因は、自己免疫というものとなり、自分の免疫系が自分の甲状腺に反応してしまい、その結果、甲状腺に炎症が起きている状態になります。

 

橋本病の場合、甲状腺に炎症があるだけでは、特に問題はありませんが、炎症が進むと甲状腺の働きが低下してくることがあるので、これが危険なのです。

 

さらに、炎症が進むと甲状腺ホルモンが高くなることもあり、バセドウ病と間違えられることがあります。

 


橋本病は、中年女性の10人に1人はいると考えられていますが、甲状腺機能が問題なければ、特に心配する必要がありません。

 

しかし。次にあげるケースの場合は、注意が必要となります。

 

《1.甲状腺が腫れる》

 

橋本病の場合、甲状腺が大きくなっても、通常は症状に出ません。

 

気管が圧迫されることなどもありませんし、首の前が張れている程度になるでしょう。

 

しかし、違和感を覚えるようであれば、治療が必要となります。

 

《2.甲状腺機能低下症になる可能性がある》

 

橋本病の一番の問題は、甲状腺機能低下症になることです。

 

もしこうなった場合は早期の治療が必要となるでしょう。

 

《3.甲状腺ホルモンが過剰になることがある(一過性)》

 

橋本病は、慢性の炎症ですが、時々炎症が強くなって甲状腺からホルモンが漏れ出ることがあるそうです。

 

こうなっても治療が必要となり、バセドウ病と間違われることがあります。

 

《4.悪性リンパ腫が起こる事がある》

 

悪性リンパ腫は、全身のリンパ節が腫れてくる病気ですが、甲状腺だけに発生することがあります。

 

甲状腺が急に大きくなったなどの場合は検査をする必要が出てくるでしょう。

 

橋本病の原因は主に遺伝性が考えられています。

 

発症の誘因としてよく見られるのは、出産や大きなストレスのほか、ヨードの過剰摂取があるそうですが、これもまた要因の一種でしかありません。

 

 


 
         

  

 


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