食道アカラシア

本日もお読みいただきありがとうございます。
↓応援クリックお願いいたします


 

こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

食道は、食事をした際に飲み込んだ食べ物を胃へと送ってくれる働きをしていますが、この機能が何らかの原因で障害された状態を食道アカラシアといいます。

 

食べ物を食べると、食べ物自体の重さで食道と胃をつなぐ筋肉が開き、胃まで食べ物が送りこまれた後には食べ物が逆流しないように、つなぎ目は閉じているのが正常です。

しかし、この食道アカラシアになってしまうと、胃と食道のつなぎ目がうまく開閉せずに、半分開いた状態のままになってしまいます。

上手く開閉しないので、開いたままの状態で固定され、食道と胃のつなぎ目は細くなってしまっています。

 

細くなったつなぎ目を食べ物が通りになり、胃まで上手く運ばれずに食道に留まるようになるため、胃もたれや、吐き気といった症状が現れます。

症状が進みつなぎ目が完全にふさがれてしまうと、食べ物だけでなく飲み物すら受け付けなくなっていきます。

 

食べ物が通らなくなること以外にも、食道に常に食べ物があるために食道がんにも、なりやすくなってしまいます。

 

欧米人に多く見られる病気の一種なので、近年の食の欧米化に要因があるという説や、食事をするときに一緒に飲み物を飲まないと飲み込みにくいタイプの人がかかりやすいことから、食生活ではなく遺伝によるものだと言われることもあります。

 

この食道アカラシアは病気自体は昔から知られていますが、その原因はいまだにはっきりとはしていませんし、専門医ですら診断が難しいとされている病気なのです。

 

症状が進み飲み物までも完全に通らなくてしまった場合には、つなぎ目の筋肉を切ってしまい、食べ物を通過させる外科的治療が必要になるために、そうなる前に何か異常を感じたときには、早めに専門の医療機関に相談するようにしましょう。

 

 

 


▲ページの上へ

コメントをどうぞ

いただいたコメントは、スタッフが承認した後に公開されます。
コメント本文のほか、お名前、URL(ホームページ、ブログ)は公開されます。メールアドレスは表示されません。