2017年
10月 13日

腸閉塞(ちょうへいそく)とは?

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

腸閉塞(ちょうへいそく)とは、何らかの原因によって腸が塞がって腸の内容物の通過障害をきたす病気です。

また、腸の動きをつかさどる神経の麻痺や痙攣によって内容物が送られないものを偽性腸閉塞と呼ばれています。

 

腸閉塞の原因としては、腹部開腹手術による癒着、腸捻転、腫瘍、ヘルニア、癌、炎症による狭窄、バリウム造影剤、硬い便など様々なものが挙げられます。

また、偽性腸閉塞の原因としては、腹膜炎、肺炎、薬剤による影響、術後の腸麻痺、子宮外妊娠などがあります。

 

腸閉塞が起こると一般に、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満感などが見られますが、悪化すれば発熱を伴い脱水症状やショック症状に陥ります。

また、血行障害も加わった複雑性イレウス(絞扼性イレウス)になると急激な強い痛みが持続的に起こります。

 

治療は、腸の内圧を下げる処置として、鼻からチューブを腸内に送り吸引器でガスと液体を取り出して内圧を下げます。

さらに、全身状態の改善のために点滴が行われます。

 

これらの方法で改善が見られない場合や複雑性イレウスが疑われる場合は、早期の開腹手術が行われます。

 

できるだけ手術はしたくありませんよね。

 

開腹手術は入院期間も長引きますから、おかしいと思ったらすぐに病院にいきましょう。

 

 

 


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