2017年
12月 1日
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「汗管腫(かんかんしゅ)とは?」

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 こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

汗管腫とは、顔面、とくにまぶたに多発して発生する小型で扁平に隆起した発疹で、汗を出す管である汗管が増殖してできたものです。

 

女性に多く、思春期以降に現れます。

 

眼のまわり、とくに眼の下に多発して発生しますが、額や頬にもみられます。

 

直径1〜5mmくらいの、ほぼ皮膚と同じ色か、やや褐色の平らに盛り上がった皮膚と同程度の軟らかさをもつしこりで、年齢とともに次第に数が増え、大きくなりますが、3〜5mm前後の大きさにとどまるでしょう。

 

診断は、見た目だけですぐに診断ができます。

 

万一、診断に疑いがある場合には、1個切除して病理検査を行います。

 

汗管腫の治療は、悪性化はしないので治療の必要はありません。

 

「腫」という文字が使われますので、すごく心配になりますよね?

 

ですが、安心してください。

 

また、美容上の悩みになることがありますが、満足できる状態にする確実な治療法がないのが難点に上げられるでしょう。

 

最近、炭酸ガスレーザー治療を行う施設がありますが、これは病変部を熱で壊す治療法ですし、保険が適用されないことも多いですから注意が必要です。

 

よく似た別の病気もあるので、皮膚科専門医を受診するようにしましょう。

 


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