2011年
10月 14日

節目年齢

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

「不惑」や「還暦」とかの「節目年齢」というのは、人生の要所要所で立ち止まって、自分の来し方を振り返り、これからの時間に思いを巡らすのも大事な年齢だと私は思います。

こういう「不惑」や「還暦」などの人生の節目の年齢を表す言葉がたくさんありますが、これらは本来どのような意味を持っているのかご存知ですか?

私が年齢を重ねるにつれて、「節目の年」を意識しだしたのは、25歳を過ぎた頃でしょうか。

「30歳になったから、年相応な行動をしていかないと」などど言った感じに、新たな気持ちにリセットしてまた1日をやろう!と誕生日がくるたびに思うものです(笑)

「節目の年」に関する有名な言葉を考えた時、まっさきに出てくるのが孔子の「論語」の一説です。

孔子は「15歳の時、学問で立身しようと志し、30歳で学問の基礎が培われて自立し、40歳の時に、心の迷いがなくなった」・・・と言っているのですが、この一説から、15歳のことを「志学」、30歳のことを「而立(じりつ)」、40歳のことを「不惑(ふわく)」と呼ばれるようになりました。

以降、50歳は、天が自分に与えた使命を悟った「知命(ちめい)」、60歳は、人の意見を素直に聞けるようになった「耳順(じじゅん)」、70歳は、自分の欲望のままに行動したとしても、礼を外すことがなくなった「従心(じゅうしん)」と呼んでいます。

ちょっとわかりやすくしてみますね。

15歳・・・「志学」
30歳・・・「而立(じりつ)」
40歳・・・「不惑(ふわく)」
50歳・・・「知命(ちめい)」
60歳は・・・「耳順(じじゅん)」
70歳・・・「従心(じゅうしん)」

です。

このような人生を歩めるかどうかはおいておいても、「40なんだから、こんな些末なことで怒ったり悩んだりしてはいけない」なんて、自分自身に渇を入れるにはいい言葉だと私は思います。

みなさんに馴染みのある言葉といえば「還暦」がありますよね。

これは、数え年で61歳(満60歳)のことを指す言葉になります。

還暦の別名は「本卦(ほんけ)還り」といい、十干十二支が60年で一周して、生まれた年の干支に戻るということで、改めて長寿と健康を願うお祝いが催されます。

還暦になると赤いチャンチャンコを着てお祝いすることが有名ですが、なぜ赤いチャンチャンコなんでしょう?

これは、「“赤”ちゃんに還る」という説や、赤が魔除けの色だからといったいろいろな説がありますが、この風習は日本独自のものとなります。

60歳以降の呼び名としては、70歳は「古希」が知られています。

中国の詩人、杜甫(とほ)の「人生七十古来稀」という詩の一節から来ている言葉だそうです。

今でこそ元気な70代の方はたくさんいますが、昔は70歳まで生きられることがすごく珍しくめでたいことだったのです。

さらに面白い話で、漢字の中に描かれている漢数字をもとにした呼び名がたくさんあることを知っていますか?

16歳の女性のことを「破瓜(はか)」と呼びますが、これは「瓜」の字を縦に割ると「八」が2つあるようにみえることが由来となっています。

8+8=16・・・ということです(笑)

男性の場合は足し算ではなく掛け算になるので、64歳のことを破瓜と呼ばれます。

99歳は「白寿」。

これは「白」の字が「百」に一本足りないことから、100引く1で99で「百寿」

108歳を指す「茶寿」は、草かんむりに「十」が2つ、その下は「八十八」。

足して108というわけです。

私は最近までこんなに詳しいことまでは知りませんでした^^;

いろいろあるんですね(苦笑)


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