2012年
8月 31日
テーマ : ├脳
By    コメントなし

顔面けいれんとは

本日もお読みいただきありがとうございます。
↓応援クリックお願いいたします


          こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

昔からなんですが、稀に顔がピクピクと痙攣(けいれん)することがあります。

みなさんはどうですか?

疲れたときとかによくけいれんするという人もいると思いますが、私自身も仕事が忙しかったりすると頬がぴくぴくしたり、まぶたがぴくぴくしたりします。

顔面けいれんは、片側顔面痙攣とも言うそうで、顔の半分が自分の意思とは関係なくけいれんするというものです。

目の周囲から始まり、だんだん口元へと広がるのこが一般的です。

私は、疲れでピクピクするものと、顔面けいれんというのは一緒のものだと思っていましたが、実質は違うようですね。

最初のうちの症状は疲れなどでまぶたのぴくぴくする症状との区別が困難とのことで、顔面けいれんの場合あ、徐々に進み、あごの下の筋肉もけいれんするようになるそうです。

頻度は、最初は緊張したときなど時々だけですが、徐々にけいれんしている時間が長くなっていき、やがて一日中、ときには寝ていてもおこるようになることもあります。

顔面けいれんの原因は、脳の深部で顔面神経に血管が接触して圧迫することで起こります。

顔面けいれんはあまり多い疾患ではありません。

しかし、その症状に襲われている人の詳細な数というのは実際はわかっていないのです。

アメリカではこの病気の人は、人口10万人あたり男女あわせて20人程度いるともいわれています。

日本の統計はないのですが、人種差がある病気なのも最近ではわかってきました。

顔面けいれんは生命に関わるものではありませんので、そのまま放置している人もいるのでしょう。

しかし、自分の意思とは関係なく顔面が動くということは、心身ともにとても辛い状態に陥ってしまいます。

機械の操作などをしている場合は、けいれんが原因で誤作動をしてしまうこともありえます。

もし、顔面けいれんかも・・・という心配がある人は、ぜひ一度病院に診察に行くようにしてください。

そこで「疲れでのけいれんです」といわれれば安心ですよね?

顔面けいれんは、慣れた医師が診察すればすぐにわかります。

ただし、初期状態の場合だと疲れだという判断が下されやすくなりますので、注意してください。

「どれくらいの期間、どんな症状が起きているのか」ということを詳しく説明するようにしましょう。

顔面痙攣と区別しなければいけない病気は、以下のようなものがあります。

・眼瞼けいれん
・異常共同運動(顔面神経麻痺後)

顔面けいれんは、X線CT、MRI検査をすることですぐに判断が可能です。

また、この検査によって、腫瘍や動脈瘤があるかなかを調べます。

腫瘍や動脈瘤が原因でけいれんが起こっている場合がありますので、細かく診察されることでしょう。

顔面けいれんの治療は、内服による治療(精神安定剤、筋弛緩剤、鎮痙剤など)、ボツリヌス毒素の注射、手術療法(血管による神経の圧迫が強い場合に行われます。)などがあります。

 
                                                              


▲ページの上へ

コメントをどうぞ

いただいたコメントは、スタッフが承認した後に公開されます。
コメント本文のほか、お名前、URL(ホームページ、ブログ)は公開されます。メールアドレスは表示されません。