2013年
1月 23日
テーマ : ├目
By    コメントなし

結膜下出血とは

本日もお読みいただきありがとうございます。
↓応援クリックお願いいたします


こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

「結膜下出血」という言葉を聞いたことがありますか?

これは目の病気になります。

結膜下出血は、結膜の血管が破れ結膜の下が出血して、白目の部分が真っ赤に染って見えることをいいます。

おそらく、多くの人がなったことがある病気であないかと思います。

結膜下出血の自覚症状は、あまりありません。

鏡を見て目が赤くなっていたり、周囲に「目が赤いよ」と言われて気づくことが多いのではないでしょうか。

痛みもなくかゆみもありませんし、目やにも出ません。

眼球内部に血液が入ることはないので、 視力や視野に影響がでるわけでもありません。

症状が軽い場合は、1~2週間程度で治ります。

しかし、重い場合は1~3か月くらいかかることがあります。

結膜下出血の状態は、 赤色→茶褐色→黄色→白色と変化します。

でも目が赤くなることってよくありますよね。

それが「充血」なのか「出血」なのかの違いがあまりわからないと思います。

充血と出血の違いは、充血の場合は眼が血走っている、細い血管が拡張した状態をいい、 血管が浮き出てきます。

出血は血管が破れて血液が出たもので、白目が血液でべったりと真っ赤に染まり、 血管が見えません。

充血とは違い赤い線が増えるのではなく、赤く染まったように見えます。

結膜下出血の原因はいろいろあり、特に思い当たるふしがなくても出血します。

しかし、眼局所の要因や全身性疾患の場合には原因疾患の治療が必要なので、 まず眼科医に診察をしてもらうことが大切です。

自己判断はいけませんよ!

外傷によっておこる場合は、金属片やボールがあたったり、転倒などしてぶつけたりしたときは眼内に穿孔している場合があり、 感染の予防などの処置を直ちにおこなう必要があるので注意がハイツ要です。

結膜炎によるものの場合は、痛みやかゆみ、涙目、目やにをともないますので、この場合は感染性のウイルス性結膜炎やアレルギー性結膜炎が考えられます。

代表的なものとして急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎があります。

感染性の結膜炎なので、 ほかの人にうつる可能性が出てきますので、こちらも治療が必要となりますね。

ドライアイでも結膜下出血を繰り返す要因となりますので、痛い、目やにが激しい、赤い、見えにくいなどの症状の場合は急いで眼科受診しましょう。

また、動脈硬化・高血圧・糖尿病・腎炎・貧血・白血病なども出血を繰り返すことが多くなります。

結膜だけでなく眼底にもしばしば出血が認められますし、視力の低下を自覚するケースもあります。

繰り返しおこる人は、内科で糖尿病、高血圧、血管や血液の異常がないかを調べる必要が出てきます。

眼科と全身性の原因によるものは、それぞれの病気の治療が必要となりますので覚えておくといいでしょう。

なお、圧力によって結膜下出血が起こる場合もあります。

例えば、水中メガネのしめすぎやダイビングで急に浮上したときなどですね。

他には、寝不足、飲み過ぎ、クシャミや咳、便秘、嘔吐、目の疲れ、目のこすりすぎ、女性の月経時などでも起こる場合があるので、これらの場合はできるだけ目を休ませてあげるようにしてください。

結膜下出血が起こった場合は、蒸しタオルで温めて周りの血流をよくすると、出血の吸収が早くなることが多いです。

とくに治療を必要としませんが、異物感がある場合は目薬を処方します。

眼底出血と間違われることもありますが、眼底出血は文字どおり目の底(奥)のほうで起こる出血なので、表面からは見えません。

つまり、見えている場合は「眼底出血ではない」ということですね^-^


▲ページの上へ

コメントをどうぞ

いただいたコメントは、スタッフが承認した後に公開されます。
コメント本文のほか、お名前、URL(ホームページ、ブログ)は公開されます。メールアドレスは表示されません。