2016年
7月 29日

無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう)とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう)とは、何らかの原因で血液中の顆粒球(好中球、好酸球、抗塩基球など)が著しく減少する病気です。

これが減少することによって、身体の抵抗力が低下しますので細菌感染が起こるでしょう。

 

原因は、薬剤(鎮痛剤、抗生物質、抗甲状腺剤、抗ガン剤、抗けいれん剤、抗リウマチ剤、抗糖尿薬など)、放射線、感染症などが考えられています。

 

始めの内は、全身の倦怠感が現れます。そして咽頭痛や寒気、高熱が出ます。

さらにひどくなると敗血症や肺炎になることもあります。

 

血液検査において無顆粒球症と診断された時は、原因となっている薬剤の使用を中止することが大切です。

また、細菌感染を防止するために抗生物質が投与されます。

 

比較的軽い場合は、顆粒球を増やすためにコロニー刺激因子G-CSFの治療が行われますが、重い場合は入院治療が必要です。

 

入院しながら、細菌感染の防止をし、それと同時に約1~2週間、顆粒球が増えるのを待ちます。

 

 


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