2018年
4月 25日

「アニサキス症とは?」

本日もお読みいただきありがとうございます。
↓応援クリックお願いいたします


 

こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

アニサキス症は比較的寒い時期に多く、冬の食中毒となります。

 

アニサキス症の症状の現れ方ですが、新鮮な海産魚類を食べて3〜4時間後に、突然、激しい腹痛、吐き気・嘔吐が襲います。

 

半日以上から、長い時は1週間くらいたって腹痛に見舞われることもあり、この時は胃ではなく腸に虫が侵入していると考えられます。

 

一部の人には、じんま疹のような発疹やかゆみが現れることがあり、アニサキスに対するアレルギー反応だと考えられています。

 

胃アニサキス症は、視鏡で虫を確認してつまみ出すことができますが、腸アニサキス症では虫を見つけるのは困難で、X線や超音波検査で小腸を調べます。

 

まれに、虫が腹腔や胸腔、さらにほかの臓器に入り込んでイヌ回虫症と同じような症状を起こすことがあります。

 

治療は、胃アニサキス症の場合、内視鏡で虫をつまみ出した瞬間、嘘のように痛みが消えます。

 

もっとも、アニサキスは人体中では1週間程度で死んでしまうので、虫を摘出できなくても対症療法だけで治るでしょう。

 

ただし、虫が腸管から外に出て症状を起こしているなら、駆虫薬(くちゅうやく)(メベンダゾール)を内服します。

 

発症はたいてい夜中に起こります。

 

新鮮な海産魚類を食べて3〜4時間後に急におなかが痛くなったら、消化器内科専門の医院か消化器内科の当直医師のいるような総合病院を受診しましょう。

 

 


▲ページの上へ

コメントをどうぞ

いただいたコメントは、スタッフが承認した後に公開されます。
コメント本文のほか、お名前、URL(ホームページ、ブログ)は公開されます。メールアドレスは表示されません。