2011年
10月 21日

飛蚊症

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

みなさんは、明るいところなどに出たとき、目の前に虫や糸くずなどの浮遊物が飛んでいるような症状に陥ったことはありませんか?

これは「飛蚊症(ひぶんしょう)」と呼ばれる症状なんですが、重大な病気の初期症状として飛蚊症が現れることがあるということを知っておいて欲しいと思います。

もちろん、ほとんどの場合は問題がないものなんですが、あくまでも「病気でこの症状が出ている場合がある」ということくらいは頭に入れておいてもいいでしょう。

飛蚊症の特徴としては、まばたきや視線を動かしても、見えている浮遊物も一緒に移動し、目をこすっても全く消えることはないということです。]

飛蚊症の原因としては、生理的なもの、老化現象によるもの、病気によるものなどいくつか挙げられますので注意していきましょう。

① 生理的飛蚊症

お母さんのお腹の中にいるときに、本来は消えるべき硝子体の中の組織がそのまま残って飛蚊症として感じるものです。

この場合は病気ではありません。

② 老化現象による飛蚊症

飛蚊症の原因として最も多いものが硝子体剥離です。

これは、老化現象として起こります。

硝子体とその奥の網膜は普通ぴったりとくっついており、ゼリー状の硝子体は老化や近視眼で収縮します。

そうなると、硝子体と網膜とは離れてしまうのですが、これを「硝子体剥離」と呼ばれています。

この時、もとの接着部分が硝子体混濁となり、その影が飛蚊症となってあらわれるのです。

③ 病気による飛蚊症

網膜剥離や網膜剥離の原因ともなる網膜の穴が開くことや眼底出血などの病気によることが原因で飛蚊症が起こります。

この場合は、できるだけ早く専門医の診察を受けることが大切です。

飛蚊症を自覚した場合は、勝手に「大丈夫」という判断をしないようにしてください。

眼科で受診をし、飛蚊症の原因をつきとめて、その後医師の指示にきちんと従うようにしましょう。


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