カリウムという成分について
スタッフの桜井です。
腎臓に少し問題を抱えているお客様で田七人参を飲用されている方がいらっしゃっいまして、ある時、
「田七人参にはカリウムはどれくらい入っているんだ?」
と質問されたことがあります。
この方は、割とご高齢の方で腎臓の機能が少し低下していて、過剰なカリウムを尿から排泄できないため、血液中のカリウムが高値となってしまうそうです。
通常は、カリウムを体内で摂取して、腎臓で処理して過剰のものは排出します。
血液検査の結果、医者からは、
「カリウムが過剰になると心臓に影響がでます。
目安の数値は、7.5mEq/lですから十分に気をつけてください。」
と言われているそうです。
カリウムは、ご存知のとおり害のある成分ではなくて、神経の興奮や心筋(心臓の筋肉)の働きを助ける、生命活動の維持調節に重要な電解質のひとつです。
そこで普段食べている食品のカリウムの量を調べメモして持ち歩いているとのことでした。
このカリウムはほとんどの食品に含まれています。
特に納豆であったりとか体に良いとされるものには、特に豊富に含まれているようで、毎日、メモとにらめっこをしながら買い物をされています。
特に、以下の食品などの摂取を気をつけているそうです。
・パセリ:1g/100g
・きな粉:1.9g/100g
・ピスタチオ:0.97g/100g
・真昆布(素干し):6.1g/100g
・干しひじき:4.4g/100g
・干し海苔:3.1g/100g
・するめ:1.1g/100g
・小麦胚芽:1.1mg/100g
そして、ご質問の田七人参はといいますと、1.1g/100g です。
一日の摂取量が1~2g程度のため、
一般食品のように大量摂取しないことを考慮しますと、
心配する数値ではありません。
お客様には体質改善のために
引き続き田七人参を飲み続けて頂いております。
お客様にとっては、田七人参のいろんなデータが必要なんだなと再認識をいたしました。
大変勉強になりました。ありがとうございます。