2011年
11月 9日

自分の胃の中で子供を育てる動物の存在

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

どの生物にも「胃」という臓器があります。

胃は、強力な消化液で肉などを分解する器官となりますので、食べられたら溶ける・・・というイメージはありませんか?

それなのに、なんと、自分の胃の中で子育てをする生物がいたそうなのです!

「いた」と「いる」の違いに気づいた人は素晴らしい^^

そう「いた」なのであくまでも過去形。

残念ながら現在では絶滅してしまった動物の話となります。

その珍しい生態の生物はカモノハシガエル。

カモノハシの名前から想像されるように、オーストラリアに生息していたカエルです。

カモノハシガエルの「メスは、自分で産んだ卵を飲み込み、の中でふ化させていました。

そして、子ガエルになるまで胃の中で育てていたそうです。

なぜ胃の中にいても消化されなかったのかというと、オタマジャクシは胃液の分泌を抑える物質を出していたからなんでうしょ。

1973年に発見されて、1981年までは存在が確認されていましたが、その後絶滅してしまったそうです。

絶滅の原因はカエルツボカビ症といわれています。

この病気は、現在も世界中のカエルの脅威となっており、この病気のせいで世界中のカエルが激減しているとのこと。

この病気や自然界では防ぐ手だてがほぼないといわれています。

カエルが感染すると、100%近くが死亡しますのでカエルにとって脅威となるのです。

カモノハシガエルは、まれに映像で見る機会があると思いますが、こういった貴重な生物が今では見られないというのはとても残念に思います。。。

       


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