アミロイドーシスとは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
米ドラマにはまっている私ですが、そのドラマの中で(医療系のドラマです)、「アミロイドーシス」と言う言葉をよく耳にします。
アミロイドーシスって一体どんなものなのでしょうか。
アミロイドーシスは、多発性骨髄腫の患者さんの10~15%にみられる合併症の一つで、現在は残念ながらこれといった治療が見つかっていません。
アミロイドーシスの原因もわかっていませんし、難病指定も受けている病気です。
アミロイドーシスは、不溶性の線維状蛋白であるアミロイドが細胞に沈着し、その組織の機能を障害する疾患んあるのですが、その種類はとても多く、臨床症状からその発症を疑うことしかできない難病となります。
もし疑いを持ったら、その組織の生検を行いアミロイド物質を証明する必要があります。
証明をしなければ「確定」されません。
症状としては、倦怠感、体重減少が起こります。
また、心エコーに特徴的な所見がみられることも多々あります。
現在、確立された治療法はありませんので、疑ったらすぐに診察を受けて、早期発見、早期治療を始める必要があります。
でないと遅いということを覚えておいてください。
治療としては、化学療法と支持療法が行なわれるようです。
アミロイドーシスが発症すると予後が悪くなりますが、治療により沈着したアミロイドを減少さすることが期待できます。
そのため、状態の許す限り積極的かつ慎重に治療を受けることが大切です。