2012年
8月 3日

北極と南極、どっちが寒い?

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

ふと考えた事があります。

それは、「北極と南極ってどっちも寒いって言われているけれど、どっちが寒いんだろう・・・?」っていうことを。

では、一緒に比較していきましょう♪

まず北極ですが、北極の中心部は、平均マイナス30度からマイナス40度くらいだそうです。

そしてあまり風が吹きません。

一方の南極ですが、南極の中心部はマイナス60度くらいまで下がるそうなんですね。

さらにブリザードと呼ばれる氷片の混じったとても強い風が吹き荒れますので、寒さで考えると南極の方が寒いです。

いいえ。

寒いというよりも、極寒です。

ちなみに、南極点に磁石を置くとどうなるか?って疑問がわくのですが、磁石のS極はどこにおいても南の方向を指します。

しかし360度全ての方角が北になる南極点に磁石をおいたらどうなるのでしょうか。

答えは『北東方向に指す』です。

なぜ北東なのか「?」ですよね。

実はこれはちょっとした意地悪問題で、磁石の指す方向と南極点には何の関係もないんですよ。

磁石が指しているのは、南極点ではなく『南磁極』と呼ばれる地点で、大体南極点の北東に位置します。

だから南極点の磁石は北東を指すわけですね。

では南磁極と南極点は何が違うのか?なぜ違う位置にあるのか?という疑問が出てくるのですが、南極点は『地球の自転軸の南端』のことであり、南磁極は『地球内部の核の自転軸』のことです。

核は溶岩のようにどろどろなので、地球の自転と核の自転には僅かな差が生じており、これが南磁極と南極点が違う位置に存在する理由です。

ちなみに南磁極に磁石を置くとS極を下にして磁石は直立するそうですよ~。

そして、南極で息を吐くとどうなるか?という質問を娘にされたのですが、南極は寒いですよね。

何万年も氷に閉ざされた大地がそれを物語っていますが、その寒い南極で息を吐くと、答えは「もの凄く白い吐息になる」・・・というわけではありません。

実は、南極での吐息は白い息にならないそうなんです。

寒くなると吐息が白くなるのは、空気中のチリや灰が原因で、南極は空気がとってもキレイで澄んでいるので、どんなに寒くても息が白くなる事はないんですね^-^

 

      


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