脊髄腫瘍とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
脊髄腫瘍についてお話したいと思います。
脊髄腫瘍とは、脊髄そのものやその周辺にできる腫瘍のことをいいます。
腫瘍が大きくなることによって脊髄や神経根が圧迫され、手足などに障害が起こる病気となります。
腫瘍ができる部位は、脊髄、神経根、硬膜、脊椎などで硬膜の外側(髄膜腫)、硬膜の内側の脊髄と硬膜の間(神経鞘腫)、脊髄の中(神経膠腫)、血管腫や類上皮腫、神経芽細胞腫などです。
脊髄腫瘍は、名前を聞くと怖く感じるかもしれませんが、ほとんどが良性の腫瘍になります。
ただ、硬膜外腫瘍である転移性腫瘍などは悪性です。
脊髄腫瘍は脊髄が圧迫されますので、症状は脊髄が圧迫されることで起こるものがほとんどとなります。
良性腫瘍の場合は、ゆっくりと進行するのが特徴ですが、悪性の場合は進行がとても早いものとなります。
初期段階では、手足のしびれなどの感覚障害が起こることが多く、腫瘍が多きくなるとその症状がひどくなります。
頸随に腫瘍ができた場合は、手足の他に胸部や腹部、背中などに感覚障害が起こります。
腰随に腫瘍ができた場合は、排尿や排便に支障をきたすようになり足の方に障害が強くでますので、この特徴を覚えておくと、万一、脊髄腫瘍になった場合はすぐにわかるかと思います。
腫瘍というのは、どの場所にでもできるものだと思っておいたほうがいいでしょう。
自分は大丈夫・・・という思いは捨てて、いつでも自分の体に注目してあげるようにすることが、早期発見に繋がります。