2013年
3月 26日

炎症の連鎖とは!?

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スタッフの桜井です。

先日、《 痛風は、細胞内「炎症の連鎖」・・・発症の仕組み解明 》 という記事を読みました。

大坂大の審良静男教授の研究グループが科学誌に発表した記事ですが、痛風じん肺を発症するメカニズムを細胞レベルで解明したそうです。

中皮腫や動脈硬化もほぼ同じ仕組みで発症されると考えられているそうで、様々な病気の治療薬の開発にも期待されているそうです。

マウスの細胞に尿酸やケイ素の結晶を取り込ませると、鋭くとがった結晶が細胞内の構造を破壊し刺激となって多数のタンパク質が細胞内の1カ所に集中し、「炎症の連鎖」を引き起こす「インフラソーム」という複合体ができて、強い症状につながることを突き止めたそうです。

これまで痛風やじん肺についての詳細な仕組みは不明だったそうで、仕組みが解明されたことは非常に朗報です。

最近、IPS細胞による研究成果なども増えてきておりますので、今後の研究にも期待したいですね。


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