網膜色素変性症(夜盲)とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
今回は、目の病気の話しです。
網膜色素変性症(夜盲)という病気のお話をしたいと思いますが、網膜色素変性症(夜盲)は「鳥目」とも呼ばれています。
網膜色素変性症は、先天性の病気となり、夜盲、視野の狭窄、視力低下などの症状が現れるものです。
この病気は、治療が難しい病気となっており、厚生労働省の特定疾患に指定され、治療法の研究が進められている病気でもあるそうです。
難病となっておりますので、患者さんの治療費の面でのサポートも行われています。
網膜は眼底の一番内側にあり、外界から目に入る光は、網膜に達することによって物 の形や色、光として感じることができます。
網膜には杆体(かんたい)という細胞があり、光の明暗を感じ取るために重要な働きを担っているのですが、この病気になると、網膜の色素上皮層という部分に異常な色素が沈着して、光の明暗を感じる杆体細胞がおかされてしまい目が見えにくくなってしまうわけですね。
この病気になる詳しい原因はまだ解明されていませんが、遺伝による病気であるということは明らかになっているそうです。
しかし、いつ・どんなことが原因で発症されるかなどはまだまだ調査が続けられています。
夜盲は、光の明暗を感じる杆体が障害されてしまい、明るさに対する感度が悪くなります。
そして、明るいところから暗いところに移動したときに順応できません。
視力低下の進み方の度合いは個人差はあるそうですが、完全に失明することはほとんどないと言われています。
この病気はゆっくり進行することから、早期の発見がなかなかされず、多くの患者さんは、30歳以降になって初めて病気に気づきます。
そして、片目に起こるのではなく、両目に起こることも特徴の一つとなるでしょう。