高血圧性網膜症とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
血圧が高い人に知っていて欲しい目の病気があります。
それが、高血圧性網膜症というものです。
この病気は、血圧が高くなることによって網膜の血管に異常が起こる病気になるため、高血圧の人にはぜひ知っておいて欲しい病気なんですね。
高血圧性網膜症は、ほとんどが自覚症状がありません。
だから、怖いのです。
眼底検査によって、初めて高血圧の程度をしることができ、血圧が高くなるにつれて眼底の動脈が全体、あるいは所々に狭くなったり細くなったりする高血圧眼底となり、その症状が進行していくと、網膜に出血や白斑、むくみなどが見られるようになります。
これが、高血圧性網膜症と呼ばれるものなんですが、重症化してしまうと、乳頭浮腫が起こるようになります。
高血圧性網膜症になったら、まずは高血圧の治療を中心的に行なわれるようになるでしょう。
血圧を下げることによって、血管は元に戻るようになりますが、動脈硬化が見られる場合は、交感神経抑制薬を用いて、血管の負担軽減をさせる治療が行われことになります。
もしそれでも軽減されることがなかった場合は、レーザー光凝固術(硝子体出血の予防、新生血管の防止)が行われます。
網膜剥離に対しては剥離部分を元に戻す手術などが行なわれるようになりますが、血圧が高いという人は、ぜひとも血圧を下げる治療を進んで行なうようにしてください。
GW前編 »