ワーキングプアってなんだろう?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
みなさんは「ワーキングプア」って言葉を聞いたことがありますか?
ワーキングプアとは正社員並みにフルタイムで一生懸命働いても、いつまでたっても生活保護水準の暮らししかできない就労者のことを言います。
生活保護水準と言ってもわかるように、ギリギリのお金で生活しているというわけですね。
働く貧困層です。
ワーキングプアという言葉を初めて聞いたという人も少なくないでしょうが、自分の年収を計算してみると、意外に自分自身が「ワーキングプア」だということに気づかされることも少なくありません。
私ですか?
私も・・・あははは~(苦笑)
まあ、生活保護水準とまではいきませんが、貧困です(笑)
最近、ニュースでは「景気回復!」なんて文字をよく目にしていても、実際働いていても「どこが?」と思うことも少なくありませんし、これから消費税も上がるということですから、勘弁してほしい・・・っていうところですよね。
実は、日本人労働者の4人に1人がワーキングプアだそうですよ。
現在、生活保護を受ける世帯が急増中なのですが、これを「働いてるくせに!」と怒りますか?
働いていても、「生活保護水準」の給料しかないわけですから、それもまた人情的に「仕方ないのかな・・・」とも思います。
ワーキングプアが増える理由としては、日本の企業が「正社員」を減らしているということです。
正社員を減らして派遣社員や契約社員、委託社員、パート、アルバイトといった「非正社員」の数を増やしているということに最大の原因が隠されているのでしょう。
いくら景気が回復しているといっても、コスト削減のために人件費のかかる正社員の数を減らして、人件費の安いアルバイトなどを雇用した方が、企業的にはありがたい話ですから、正社員数は少なくなっています。
正社員と非正社員との違いは何かわかりますか?
それは、「生涯所得の違い」です。
正社員と非正社員とでは、その所得には雲泥の差があります。
さらには、正社員の場合、退職したら退職金が出ますが、短時間労働である非正社員にはどれだけ長い間勤務しても、退職金が支給されないのです。
これもまた問題なんですよね。
働きたくても働けない現状が、今の日本にはあるんです。
消費税を上げるならば、こういう部分も改善してくれないと生活ができませんよね。。。