外耳道炎とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
さあ、前回で「目」に関する病気の話は一通り終わりました。
ほぼ網羅したと言ってもいいかもしれませんね。
もちろん、細かい病気を探せばもっとありますが、さすがにそこまで記載することができません。。。
病気って、星の数ほどあるんですよね。。。
だから、みなさん、健康には十分に注意してくださいね。
目が終わったので、次は「耳」に入ります。
今日は、「外耳道炎」というものです。
外耳道炎とは、外耳道が細菌感染して炎症が起こる病気になります。
外耳道の入り口付近にできるものを限局性外耳道炎と言い、奥の方にできるものをびまん性外耳道炎と言います。
限局性外耳道炎が進行すれば耳のおでき(耳せつ)ができることもありますので、こちらも注意が必要となるでしょう。
外耳道炎になる原因としては、耳の湿疹。乾癬。アレルギー。慢性中耳炎。耳かきや綿棒、爪などで傷をつけたり、海水浴やプール、風呂での不潔な水などからの細菌感染が主な原因となります。
外耳道炎の症状は、激しい痛みやかゆみ、 灼熱感が起こります。
ひどくなれば耳だれや耳鳴り、耳が詰まった感じになり、痛みもその周辺にまで及び耳たぶに触ったり、食べ物を噛んだだけでも激しく痛みます。
外耳道炎はすぐに気付かれることが多いようですので、耳に痛みがある場合は、外耳道炎をまず疑ってみましょう。
大きく腫れれば外耳道がふさがり軽い難聴をきたす場合もありますので、もちろん、自己判断はいけません!!
外耳道炎の治療については、抗生物質の軟膏や炎症をおさえるための点耳薬、痛みをおさえるための鎮痛剤、かゆみをおさえるためのかゆみ止めの薬などが使われ、化膿がひどい時は膿を出す切開術が行われます。
うみを出す手術のときは多少痛いかもしれませんが、麻酔を使ってくれるところもありますので、相談するようにしてください。
麻酔は痛みを消すためにいいものだと思われていますが、麻酔も事故が起きれば命にかかわる事故につながりますので、安易には使わない方がいいということを知っておいてくださいね。