眼球突出とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
眼球突出って言葉を聞いてことがある人は少ないかもしれません。
眼球突出とは、様々な病気が原因となって両方ないし片方の目が飛び出しているように見える状態を言います。
目が大きい人・・・じゃなく、目玉が大きい人っていったほうがわかりやすいかもしれません。
ただ、目玉が大きい人は昔からいました。
ですから、さらに正確にいうならば、「目が飛び出るくらい大きくなってしまって、まぶたにおさめきれずになっている状態」ということです。
目をつむることができませんので、角膜が渇きやすくなり、障害をきたすこともあります。
日本人の方よりも、外国人の人で眼球突出になっている人をテレビなどで見かけることもあるでしょう。
眼球突出の原因は、眼窩(がんか:骨と眼球の間にある空間)に何かができることによって眼が前に押し出され目が飛び出る状態になります。
外眼筋の腫大によるバセドウ病、先天的な眼窩の容量不足、眼窩静脈血によるうっ滞、眼窩の腫瘍や炎症などが原因となりますが、外傷によっても起こることがあるので注意してください。
原因となる病気が分かっている場合は、その治療を行いますが、そうでない場合は、角膜の渇きを防止するために、人工的な涙の点眼を行います。
眼球の突出があり視神経に障害が起こる場合には、眼窩の骨を削って圧力を下げる手術(眼窩減圧術)が行われます。
・・・こうやって考えると、眼球突出の場合、目玉を中に押し込む「手術」的なものはないのだろうか・・・って思ってしまいますね。。。