全身性エリテマトーデスとは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
これからちょくちょく難病指定されている病気についてもご紹介させていただこうと思います。
まず、今回は「全身性エリテマトーデス」という病気。
全身性エリテマトーデスとは、英語でsystemic lupus erythematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。
海外の医療ドラマだとよく出てくるかもしれませんね。
systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。
全身ですから、どれだけ怖い病気なのかは想像ができますよね。
lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、こう名付けられたそうです。
この病気は、日本国内では、約4万人前後発症しているそうです。
難病申請をしている人でこれだけの人数ですので、申請をしていない人も含めると、4万人以上の人が全身性エリテマトーデスになっていると考えられています。
全身性エリテマトーデスは、白色人種には発症している症例が少なく、有色人種に多く発症している病気というのが特徴で、それ以外は特別環境要因が関係しているとは考えられていないものとなります。
この病気は圧倒的に女性に多い病気で、比率は男性1:女性9となっています。
生理が始まってから終わるまでの期間に多く、言いかえると、「子供を産むことができる女性に多い病気」だと言えるでしょう。
全身性エリテマトーデスになる原因はまだわかっていません。
この病気は自分自身の体を自分自身の免疫系が攻撃してしまう病気なので、免疫系の何かしらが関係しているだろうというところまでしか解明されていないのです。
全身性エリテマトーデスになるきっかけとして挙げられているのが、紫外線、風邪などのウイルス、怪我、外科手術、妊娠・出産、ある腫の薬剤などです。
遺伝性については高くないのですが、「遺伝はしない」ということははっきり言えない状況にあります。
一卵性双生児の場合、一緒に発症する確率は、30%とされています。
全身性エリテマトーデスとはになった場合、どんな症状が起こるのかというと、発熱や全身の倦怠感、疲れやすさです。
そして手や指が腫れていたんだりもします。
皮膚症状として有名なのが、頬に出来る赤い発疹で、蝶が羽を広げている形をしているので、蝶型紅斑と呼ばれています。
これで全身性エリテマトーデスという診断を下されることが多いようですね。
さらに、強い紫外線にあたった後に、皮膚に赤い発疹、水膨れ、あるいは熱が出る人がいます。
全身性エリテマトーデスではこの症状が多く見られます。
また脱毛が起こります。
治療法としては、副腎皮質ステロイド剤が使われます。
ただ、「完治する」というお約束はできない状態です。
ステロイド剤を使用する場合は、飲む薬ではなく点滴で治療されます。
なぜなら、口から飲むよりも早く効果が出るからです。
まだまだ怖い病気はたくさんありますので、私と一緒に勉強していきましょう!
どうもです!お書きになっている記事を読みました!これからも更新頑張って欲しいなと思います!埼玉県在住の25歳、くりりんです。東京都の20代の男性に向けてのブログを書いていますので機会があれば遊びに来て欲しいです☆