2014年
2月 12日

問診で聞かれることと画像診断

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

認知症の診察の際に問診で医師から聞かれることはどんなものか知っていますか?

一般的には以下のようなことが聞かれます。

・気づいたのは本人か家族の方ですか?

・他に気になる症状はありますか?

・既往症はありますか?

・どんな変化がいつごろからあるのですか?

・急におきたのですか?

・どんな薬を現在飲まれてますか?

・肉親の病歴に何がありますか?

認知症を疑う場合は、本人だけが病院に行くのではなく、家族も付き添うにして医師から聞かれる質問に付き添い者が補足説明をして経緯を伝えるようにすることが大切です。

問診の後にはテストが行われます。

認知症の症状である見当識、記憶力を中心にテストが行われますが、他にも計算能力、言語能力などの状態把握も簡単に行われれるでしょう。

認知症のテストは専門医が行いますので、患者の様子をみながら的確に行われます。

ただのボケ症状なのか認知症なのかなども、医師が見ればすぐにわかるでしょう。

認知症テスト例題としては、お歳はいくつですか。今日は何日ですか。今日は何曜日ですか。知っている魚の名前をできるだけあげてください。医師の言う3つの数字を反対から言ってください・・・などがあります。

また、テストのほかに画像診断が行われるでしょう。

・CT検査

エックス線断層撮影で得られた情報をコンピューターが再構築し、脳の断層画像を映し出します。

・MRI検査

磁力装置装置によってさまざまな角度から脳の断片図がえられ、CT検査よりも細かな病巣を発見できます。

・SPECT検査

ラジオアイソトープを静脈に注射する検査方法です。

CT検査の技法を応用し、脳の血流の状態を観察します。

血流の変化を見ることによって、脳の部位ごとの機能低下を推測することができます。

ラジオアイソトープは放射性同位体ですので、こちらも専門医がついて進行されます。

・PET検査

検査方法はSPECT検査と同じですが、脳の血流の他に、ぶどう糖ぼ分布、酸素消費量、神経伝達物質などの状態まで調べることができ、より詳しい脳の状態がわかります。

上記の画像診断によって、認知症かどうかの診断を下すことができるでしょう。

画像診断はペースメーカーを使っている人はできませんので、必ず医師にその旨を伝えるようにしてください。

ちなみに、私の息子と娘はある持病を持っているのですが、息子はSPECT検査を中2のときに行ったことがあります。

画像を見せてもらったんですが、まるで模型を見ているみたいにすごかったです。

本当に細かいところまではっきりとわかるようになっていて、驚きました!


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