便の成分を知ってみよう
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
みなさんは、便について考えたことがありますか?
便って、本当に健康のバロメーターなんですよね。
食べ物を食べると、それが便に変わって排出されますが、便が出来る時間は、平均30時間前後と言われており、個人差はありますが短い方で15時間、長い方は72時間だそうです。
じゃあ、便って、いったい何からできているのでしょうか?
消化しきれなかった食べ物のカスでもそうですし、水分ももちろんそうですよね。
後は、腸粘膜から剥がれた細胞、腸内細菌(生きたものや死骸)となります。
便の成分で一番多いのは、水分で70~80%の割合を占めていますが、便に含まれる水分の割合が70%より低くなると便は硬くなってしまい、逆に水分の割合が80%より高くなると下痢状の便になります。
つまり、水分の量によって、健康か不健康状態がわかるというわけですね。
次に、食べ物の残りかす。
食べ物のほとんどは栄養として小腸から吸収されますが、中には消化吸収されない食べ物もあります。
便成分に含まれる食べカスの主な成分は、「食物繊維」ですが、食物繊維を食べることによって排便を促すことができます。
次に、腸粘膜から剥がれた物も便の成分になりますが、私達の体(内臓も血液も含む)は60兆個の細胞からできていると考えられており、その中で一番寿命が短いのが、胃や腸壁の消化管上皮細胞で24時間で死んでしまい、新陳代謝はとても激しいものとなってます。
古く死んでしまった細胞は、皮膚が垢となって剥がれ落ちるのですが、これが便の一部になるわけです。
一言で「便」と言っても、本当に深いものなんですよ。
医者が「便」の状態を聞くのは、便の状態だけで、どれくらい体に異変が起こっているかわかるわけですからね。
ですから、必ず、毎日便の状態を自分で把握しておくことをおすすめします。