加齢黄斑変性とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
加齢黄斑変性という病気がありますが、これは目の病気です。
網膜の中心部直径6000μmの範囲は黄斑とよばれ、ものを見るときに最も大切な働きをしており、この黄斑の働きによって良い視力を維持したり、色の判別を行ったりしています。
この黄斑が加齢にともなって様々な異常をきたした状態を加齢黄斑変性といい、「滲出型」と「萎縮型」に分けられます。
「萎縮型」
徐々に黄斑の網膜の細胞が減っていくタイプ。
黄斑に地図状の萎縮病巣(網膜が薄くなった状態)ができる。
「滲出型」
血液の中の水がにじみ出てきて(滲出)、黄斑に障害が生じるタイプ。
この病気の発症率は、年々増加傾向にあります。
加齢黄斑変性は現在、日本人の視覚障害の原因の第4位に位置しています。
この病気は、年とともに起こってくる病気となりますので、50歳以上の人に多くみられます。
滲出型は男性に多く、男性は女性の約3倍の頻度で発症しているそうです。
この病気になる原因は、喫煙に関係あると考えられています。
遺伝性が高いとも言われており、家族内で発症したり、双子で発症したりする事が報告されていますので、この点は注視する必要があるのではないでしょうか。
この病気は、網膜の中心部が傷害されますので、まず視野の真ん中に症状が出ますので、物がゆがんだり、小さく見えたり、暗く見えたり、急に視力が低下することもあります。