感染症による首の痛みと胸部出口症候群
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
首の痛みの原因は、まだまだありますよ。
首を前後に動かしたときに痛みがあり、なおかつ熱もある・・・という場合は、感染症による首の痛みが考えられます。
感染症で首の痛みを発症するのは、化膿性脊椎炎・結核性脊椎炎・細菌性髄膜炎などが挙げられます。
【化膿性脊椎炎】
主に黄色ブドウ球菌などの細菌が脊椎に感染して生じる病気です。
化膿性脊椎炎の特徴:急激に発症し、発熱とともに激しい痛みが現れます。
じっとしていても痛みが収まる事はありません。
この症状ですぐにこの病気だということがわかるでしょう。
【結核性脊椎炎】
結核菌が脊椎に転移することによって発症する病気です。
脊椎に転移した結核菌は、次第に脊椎を破壊することになります。
破壊した部分から膿が出て、その膿が脊髄を圧迫して激痛が走ります。
悪化すると、はい尿障害や麻痺などが起きます。
【細菌性髄膜炎】
別名で化膿性脊椎炎とも呼ばれるものです。
気づいた方もいますが、上で紹介したものと同じですね。
発症した場合は放置するのはいけません。
「単なる風邪でしょ?」と思っている人もいますが、全く違います。
悪化すれば、体が麻痺して動けなくなるというとを知ってください。
では、次に「胸部出口症候群」というものをご紹介いたします。
この胸部出口症候群は、若い世代の女性(特に20代~30代ぐらいの若い女性)に多く発症する病気です。
最初は手や腕がしびれ出します。
そのあと、脱力感や熱感、冷感を感じるようになるでしょう。
手を方から上に上げ、後ろにそらす運動をしてみたとき、痛みが激しくなるようであれば、この胸部出口症候群を疑うといいでしょう。
症状が進行すると、手を上に上げることができなくなります。
胸郭出口症候群は、鎖骨周辺の神経や血管が圧迫される事が原因で起こります。
だから、腕が上がらないというわけですね。
もしこの病気を疑うことがあったら、整形外科を受診するようにしましょう。
重症化すると神経・血管を圧迫している原因を取り除く必要がありますので、第一肋骨を取り除く必要が出てきます。
注意すべき女性は、手を上げる仕事が多い若い女性です。
例えば、教師をやっている女性ですね。
次に、美容師さんです。
その次は、商品の陳列の際に、腕を上げることが多いショップ店員さんなどでしょうか・・・。
胸部出口症候群と診断されたら、できるだけ休む必要があります。
無理をしても悪化するだけですから、きちんと休暇をもらうようにしてください。
そのときは診断書を出してもらうといいでしょう。
整形外科に通えば、どの部分が原因かが様々なテストでしっかりわかります。
「接骨」や「カイロ」じゃないですよ。
整形外科に行くようにしてくださいね。
手術をしなけれいけない病気なわけですから、病院に行く必要があります。
自己判断は要注意ですよ!