急性心筋梗塞とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
急性心筋梗塞とは、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)が突然つまる病気です。
血管が詰まるということは、発症したら命に関わる大きな病気だということがおわかりになるでしょう。
およそ3人に1人では、全く前兆(狭心症)なしに発症しますので、非常に怖い病気です。
急性心筋梗塞を発症した場合、生死をわけるのは「初期の対処」だということを忘れないでいてくださいね。
突然生じた激しい胸痛が15分以上続く場合は、「急性心筋梗塞」の可能性があります。
臓をとり囲んで、その筋肉(心筋)に栄養を送っている冠動脈が突然つまりますので、細胞が時間とともに壊れて行きます。
突然、きゅ~っとしめつけるような、押さえつけるような、焼けるような激しい前胸部の痛みが起り、息ができなくなるように感じられ、冷や汗を伴ってきたら要注意です。
痛みの広がり具合から、「胃」や「肩」の病気と間違うことがありますので、胸の痛みを感じたら心臓に何かが起こっていると思いましょう。
このような症状を発症したら、すぐに救急車を呼びましょう。
不整脈のために意識を失うことがありますので、自分で車を運転して病院に向かうことはしないでください。
病院で「急性心筋梗塞」と診断されると、直ちに「再灌流(さいかんりゅう)治療」をが行われます。
手首や足の付け根の動脈から細い管(カテーテル)を心臓まで入れて、つまった血管を風船や「ステント」と呼ばれる網状の金属で押し広げて、心筋への血流を回復させることになります。
血管のつまりを改善させることによって症状は治まりダメージも抑えることができますが、これはあくまでも「初期にすぐ対応した場合」です。
日本では、年間約25万人が急性心筋梗塞を発症しています。
うち少なくとも14 % 以上が病院到着前に心停止状態となっており、命を落としてしまっています。
実は私の亡くなった実父も急性心筋梗塞になりました。
亡くなった原因は心筋梗塞ではありませんでしたが、心筋梗塞を起こした後は元気に動き回っていた父が一回り小さくなってしまって胸を痛めた記憶があります。
本当に突然発症しますから、必ず「おかしい」と思う胸の痛みがあれば、すぐに病院に行ってください。