静脈血栓症とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
静脈血栓症には、足の深部の静脈に血栓ができる深部静脈血栓症と、この血栓が血流に乗って肺に達し肺動脈が詰まる肺血栓塞栓症があります。
肺血栓塞栓症はエコノミークラス症候群とも呼ばれるもので、飛行機内で長時間同じ姿勢をとり続けることによって起こると言われています。
静脈血栓の原因は飛行機の長時間移動以外にもあり、血栓性静脈炎、経口避妊薬、悪性腫瘍、外傷などで起こります。
静脈血栓の症状は、深部に血栓ができた場合は、炎症がほとんど起きません。
また、痛みもむくみもほとんどなく全く無症状のことが多くなります。
深部にできた血栓が、血流に乗って肺塞栓を引き起こすと胸痛、呼吸困難、血圧低下、動悸、チアノーゼなどが起こり、重症な場合はショック状態となって死亡することもありますので、非常に危険な病気です。
まあ、血栓ができるわけですから、怖い病気だということはおわかりになりますよね。
静脈血栓の治療は、薬物によって、血液を固まりにくくする抗凝固療法や血栓を溶かす血栓溶解療法などが行われます。
もちろん、手術を行う場合がありますので、手術が必要と判断された場合は、きちんとその指示に従うようにしてくださいね。