細気管支炎とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
細気管支炎とは、気管支の先端部分(細気管支)に起こる炎症で2~8ヶ月の乳児に多く発症し、冬と春に多く見らる病気となります。
細気管支炎の原因のほとんが、RSウイルスの感染によって起こるとされており、細気管支の炎症によって粘膜がむくんだり、分泌物がたまったりたりして細気管支が閉塞するために起こります。
細気管支炎の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳などのかぜの症状で始まります。
最初は「風邪をひいたのかな?」と思いますが、やがて、呼吸困難や喘鳴(息を吐く際ののゼーゼー音)の症状が現れチアノーゼ(唇や爪が紫色になる)を起こすことがありますので、注意が必要です。
あくまでも小さいお子さんがなりますからね。
ときに熱が出ることもありますが、あまり高くならないことが多いのも、細気管支炎の特徴となるでしょう。
熱がないから安心というお母さんたちもいますが、ここで安心してしまうと非常に危険ですからね!!
細気管支炎の治療としては、ほとんどの子どもは、安静と水分の補給、部屋の湿度を高めにするなどで回復することができます。
しかし、呼吸困難や脱水症状などが見られる場合は入院が必要です。
また、免疫機能が低下している子どもや先天性の肺疾患、心臓疾患がある子どもに対しては早期入院で悪化を防ぎます。
呼吸ができない、脱水症状があるというのは、大人でも危険ですからね。
小さい子がこういう状態になると、本当にかわいそうですよね・・・。