2015年
4月 22日

膿胸とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

前回、私の旦那さんが中学生のころに肺水腫になったとお話しました。

その肺水腫とはどんな病気でしょうか?

 

肺水腫とは、血液の液体成分が血管の外へ滲み出した状態をいいます。

 

肺内で液体成分がたまるため肺のガス交換が障害されて、低酸素血症となり、呼吸困難が現れます。

 

まさに旦那さんはこの状態に陥りました^^; 

呼吸が突然できなくなり、息を吸うことができなくなったんですね。

 

肺水腫の原因は、大きく分けて2つあります。

肺の毛細血管静水圧(せいすいあつ)が上昇したために液体成分がもれ出るもの(静水圧性)と、肺毛細血管壁の病的変化により液体成分が滲み出したもの(透過性亢進型(とうかせいこうしんがた))とのこと。

 

静水圧性肺水腫は、心臓弁膜症や心筋梗塞など、心臓の病気が原因となって起こることが多く、これらは心原性肺水腫と呼ばれています。

肺水腫のほとんどが心原性肺水腫となっています。

また、このタイプは肺から心臓へ血液を運ぶ肺静脈の閉塞(へいそく)でも起こります。

 

透過性亢進型肺水腫は、別名で急性呼吸窮迫(きゅうはく)症候群(ARDS)とも呼ばれ、誤嚥(ごえん)(胃の内容物が肺に入ってしまうこと)、重症肺炎、刺激性ガスの吸入、敗血症(はいけつしょう)(病原菌が血液中に入り、毒素を出したために起こった全身性炎症状態)、多発外傷、膵臓炎(すいぞうえん)など、さまざまな原因で起こるとされています。

 

肺水腫の症状の現れ方ですが、呼吸困難が主な特徴で、とくに、横になると息苦しいというのが特徴です。

進行すると皮膚や口唇は紫色になり(チアノーゼ)、冷や汗をかいてショック状態に陥ることもあります。

 

肺水腫の検査と診断は、胸部の音を聞いたらすぐにわかります。

血液ガス分析では低酸素血症を認め、心原性肺水腫では、胸部X線像で心臓が大きく写り、蝶が羽を広げたような影(蝶形陰影)が見られます。

 

肺水腫の治療は、血液中の酸素濃度を上げることが大切です。

でないと脳から足先まで酸素が回らないからです。

 

とはいっても、旦那さんの場合、今ではすっかりよくなって、健康診断でも常に「正常」ですから、治る・・・ということですね^-^

 

 


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