間質性肺炎(肺繊維症)とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
間質性肺炎とは、肺胞と肺胞の間にあって酸素と二酸化炭素の交換を行う間質に炎症が起こる病気の総称です。
炎症が肺全体に広がればびまん性間質性肺炎となり、進行して間質が繊維化すれば肺繊維症になります。
間質性肺炎の原因は、明らかなものとしては薬物性肺炎、放射線性肺炎、塵肺、ニューモシスチス・カリニ肺炎、過敏性肺炎、癌性リンパ管症などが考えられており、原因がわからないものとして、膠原病性間質性肺炎、特発性間質性肺炎などがあります。
間質性肺炎の症状としては、痰を伴わない空咳や酸素不足による息切が特徴となります。
もちろん他にも症状があり、微熱や疲労感、筋肉痛や関節痛なども見られるようです。
間質性肺炎の治療は、薬物療法が主となり、副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤が使用されることになるでしょう。
副腎皮質ステロイド剤は、はじめの頃は大量に投与し、徐々に減らして少量を長期間継続して使用していくというのが、間質性肺炎の治療としては一般的になっているようですね。