肝臓・胆道・膵臓の働きについて
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
肝臓・胆道・膵臓の働きについてご紹介いたします。
まず肝臓ですが、肝臓は、沈黙の臓器と言われるようにかなり悪くならないと異常に気づかない臓器となります。(前に言ったかもしれませんね)
肝臓の機能はには3つあります。
糖の代謝・・・血糖中のブドウ糖をグリコーゲンにして貯蔵し、必要な時にグリコーゲンからブドウ糖につくりかえます。
脂肪の代謝・・・脂肪から分解した脂肪酸、グリセリンから、コレステロール、リン脂質、中性脂肪を合成します。
タンパク質の代謝・・・膵液でタンパク質から分解されたアミノ酸から多くの蛋白を合成します。
その他には、ビタミン、ミネラルの貯蔵や活性化、性ホルモンや副腎皮質ホルモンの代謝も行っているのも肝臓です。
解毒機能・・・有害物質や薬物、毒物などは肝臓で解毒して体外に排出されます。
胆汁の産生・・・脂肪を分解する消化液の一種である胆汁は、肝臓で産生され胆嚢に一時蓄えられ必要に応じて十二指腸へ送られます。
次に膵臓についてですが、膵臓は、胃の裏側にあり膵管から十二指腸に膵液を分泌しています。
膵液は、血糖値の上昇を抑えるインスリンと、血糖値を上げる働きがあるグルカゴンをうまく使い分けて血糖値を制御したり、脂肪の分解したり、糖の分解などの働きを担っています。
胆道とは、細胆管から十二指腸に至る胆汁の通路のことですが、肝細胞でつくられた胆汁を貯蔵して必要な時に十二指腸に送り脂肪の消化を助けたり、胆汁酸によって脂肪を乳化して消化吸収しやすいように働きかける働きなどを行っているところです。
次からは、肝臓・胆道・膵臓の病気についてお話していきますね。