性嗜好異常
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
今日は久々の心の病気についてのお話です。
体の病気と同じように、心にもいろいろな病気が発症します。
性嗜好異常というのがありますが、性嗜好異常とは、性の対象や行為が正常ではないものに対して強い衝動を持つことをいいます。
性嗜好異常にはフェティシズム、動物性愛、小児性愛、窃視症、窃触症、服装倒錯的フェティシズム、露出症、サディズム、マゾヒズムなどがあり、フェティシズムは、下着や靴下などの衣類、いわゆるものに対して異常な執着を覚えます。
動物性愛は動物に対して、小児性愛は幼い子どもに対して性的な対象になります。窃視症は、人の裸や脱衣の様子、性行為などをのぞき見することで性的興奮を覚えます。
窃触症は、同意をしていない人に対して乳房や脇間などに触ることによって性的快感を得ます。服装倒錯的フェティシズムは異性の服を着ることで性的興奮を覚えます。
露出症は、自分の性器を露出して人に見せることで興奮します。
マゾヒズムは、縛られたり、たたかれたり、辱めを受けたりと苦痛を得ることで興奮を覚えます。
サディズムは、逆に相手に対して苦痛を与えることで快感を得る病気です。
これらの病気は、一歩間違えると、「犯罪」に進んでしまう可能性が高いものです。
テレビとかでも、いろいろと取りだたされますから、何となく理解できる人も多いことでしょう。
小さい子が好きだという人を見ると、決して温かい目で見ることができない場合があります。
ですが、これは、病気の可能性があるということを知っておいてほしいと思います。
もし、ご自分の周囲で性嗜好異常で悩んでいる人がいるのであれば、一度心療内科の受診を勧めてみてください。
もちろん、いきなり「病院に行け」というのは失礼な話ですから、上手に誘導するようにしていってみてくださいね。
小児性愛とロリコンとはちょっと違っていますので、そこの境目も見極めるようにしましょう。
・・・とは言っても、人の性癖などに口を出すって、なかなかできませんよね。。。
そういうところの難しさを感じることがたまにあります。
普通なら抱くはずの対象に愛情を感じられなくてこころから悩んでいる人がいる。
それを、頭の片隅に置いておいてほしいなって思います。