2016年
4月 22日

慢性のうつ病(気分変調性障害)とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

大うつ病を併発しやすく、摂食障害や複雑性PTSD(あるいは特定不能の極度ストレス障害:DESNOS)とも重なり合う「気分変調性障害」は、かつては「神経症性抑うつ」「抑うつ神経症」あるいは「抑うつ性人格」などと呼ばれていました。

「病気としてのうつ病」とは少し違って、「性格的なもの」と考えられていたんですよね。

 

そもそも神経症という言葉は、1980年のDSM-IIIで廃止されましたが、便利な言葉なのでいまだに使われているとのこと。

 

気分変調性障害の人の考え方の特徴としては、水島先生の『対人関係療法でなおす 気分変調性障害』の冒頭に、「本書を読んでいただきたいのは、こんな方です」という見出で下記のように記されています。

・自分は人間としてどこか欠けていると思う。
・他の人は苦しいことにもしっかり耐えているのに、自分は弱い人間だと思う。
・自分は何をやってもうまくいかない。
・自分は何か、為すべき努力を怠っているような気がする。
・人が「本当の自分」を知ってしまったら、きっと嫌いになるだろう。
・「○○したい」というのは、わがままなことだと思う。
・自分が何かを言って波風を立てるくらいなら、我慢した方がずっとましだ。
・自分の人生がうまくいかないのは、自分が今までちゃんと生きてこなかったからだ。
・人生は苦しい試練の連続であり、それを楽しめるとはとても思えない。
・これから先の人生に希望があるとは思えない。

という感じ方が書かれていました。
何となく、「あ~、自分に当てはまってるな」と思った人はいませんか?

 

もっとわかりやすく例を挙げると、下記のような感じです。

A「私、太ったでしょ?」
B「そうかなぁ?変わらないけど。」
A「うそっ!太ったでしょ?!」
B「見た目は全然変わってないよ。」
A「だって体重が増えてたのよ!」
B「ほんの少しだろ?太ってないってば。」
A「でも体重が増えたってことは太ったってことよ。」
B「うるさいなぁ。太ったって言って欲しいの?」
A「やっぱり太ったんだ。。。私、もう死にたい。。。」

客観的に見ると、「何てめんどくさい人なんだ」という印象を受けますが、意外と自分がやってたりすることなんですよね。

 

私もこれに近いことを言ったりすることがありますので、なかなか難しいものがありますね^^;

 

 


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