2016年
7月 27日

本態性血小板血症(ほんたいせいけっしょうばんけっしょう)とは

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本態性血小板血症(ほんたいせいけっしょうばんけっしょう)とは、主に血液中の血小板が異常に増加する病気です。

骨髄の中にあって血小板をつくる巨核球が腫瘍化して正常の範囲を超え異常に増殖します。

血小板は正常な人は1㎜リットル中15~35万個とされていますが、本態性血小板血症では60万個以上にもなる病気です。

 

症状としてですが、発症したらゆっくりと血小板が増加していきます。そしてさまざまな症状を引き起こすでしょう。

例えば、手足の感覚異常(しびれや痛みなど)、視覚異常、頭痛、耳鳴り、めまいなどの症状が見られますが、症状が出ないことも多く健康診断や血液検査などで偶然に血小板の増加が見つけられることもあります。

また、血小板の機能の異常によって鼻血が止まらなかったり紫斑などが見られることもあるのも特徴です。

 

治療ですが、血小板数を減らすために骨髄の働きを抑える薬(ヒドロキシウレアなど)と、血栓を防ぐために血小板の機能を抑える薬(アスピリンなど)が使用されることになります。

 

 


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