機能性子宮出血とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
機能性子宮出血とは、器質性の病気や血液の病気もないのに月経以外の出血が起こるものです。
思春期や更年期の女性に多く見られるというのが特徴となるかもしれません。
原因はエストラジオール(卵胞ホルモン)の分泌を調整している脳の視床下部の機能低下、未熟、老化などによって卵巣機能が異常をきたしエストラジオールの分泌異常が起こるためです。
症状はさきほどもいいましたように、生理でもないのに出血が起こることです。
エストラジオールの分泌が多いと排卵が起こらないため子宮内膜が厚くなって子宮内膜が剥がれ出血を起こします。
エストラジオールの分泌が少ない状態が継続する場合は子宮内膜が薄く徐々に剥がれるので少量の出血が何日間も続くでしょう。
膣からの出血というのは、とても怖く感じてしまいますよね。
治療には症状や原因に応じて止血剤や消炎鎮痛剤、排卵誘発剤などの使用の他、ホルモン療法が行われますが、薬物療法であまり効果がなかった場合は、子宮内膜の掻爬(そうは)が行われることもあるでしょう。
更年期の女性子宮癌や子宮筋腫が関わっていることがありますので、婦人科の診察を受けるようにしてください。
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