2016年
8月 24日

巨赤芽球性貧血とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

巨赤芽球性貧血とは、赤血球を産生するのに必要なビタミンB12や葉酸などが不足することによって起こる貧血のことを言います。

ビタミンB12や葉酸が不足することによって赤芽球の細胞分裂がうまく行われず巨赤芽球(赤血球になる以前の未熟な細胞)が現れます。

ビタミンB12は、胃液中にある内因子と結合しないと吸収できませんので、胃を摘出している人や内因子に対する抗体反応によって内因子が不足している人などに見られるのが特徴です。

なお、葉酸は小腸で吸収されるために、小腸の病気によって吸収がうまくできない人やアルコール依存症の人などに見られると言われています。

 

症状としては、息切れ、動悸、全身倦怠感などの貧血の一般症状はもちろんのこと、舌がヒリヒリ痛んだり、胃液の分泌低下、吐き気、下痢なども起こるでしょう。

さらに進行すると、神経障害が起こり、歩行が困難になったりすることもあります。

 

治療は、ビタミンB12の注射や葉酸の内服が主となります。

 

鉄剤の服用も併用して行われますね。

 

 


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