しらくも(頭部白癬―とうぶはくせん)とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
しらくも(頭部白癬―とうぶはくせん)とは、かびの一種である白癬菌の感染によって頭皮に現れる病気となります。
皮膚に直接触れるもの(ペットやタオル、帽子など)を介して他人にうつるので注意が必要です。
特に10歳以下の男の子に現れるので、小さい息子さんをお持ちの方は注意して見てあげてください。
症状としては、頭に円形状の紅斑ができ、しらくものできた毛の根元には取り巻くようにフケが貼りついて、かくとポロポロとフケがはがれ落ちます(落屑)。
かゆみを伴なったり水疱ができることもありますので、ひじょうにかゆがるのですぐに気づくのではないでしょうか。
また、患部の髪の毛は抜けやすくなりますので心配ですよね。
しらくもなど浅在性白癬の場合は抗真菌薬の外用薬が使用されることで治療を行います。
進行して菌が真皮内にまで浸透した場合(深在性白癬)は抗真菌薬の内服薬が使われることでしょう。
しらくもは、手足にできる水虫と同じ白癬菌の感染によるものです。
白癬菌は感染するので、しらくもを発症している患者は、水虫などほかの部位にも感染している場合もありますから、清潔にすることが予防になるのではないかと思います。
また、再発防止のためにも、しらくもの治療に並行して水虫の治療を行うことが重要なんですよ。