疥癬（かいせん）とは

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疥癬とは、ダニによる感染症で激しいかゆみを伴います。

原因は、疥癬虫（ヒゼンダニ）という非常に小さなダニが人の皮膚（角質層）に寄生して起こることになります。

この病気ですが、感染症ですので、人と人の皮膚の接触で感染が広がりますので、あっという間に全員に広がると思っておいたほうがいいでしょう。

症状としましては、赤い発疹と激しいかゆみが特徴となるでしょう。

指の間や手首、手のひらに線状の小丘疹、腕や腹部、大腿部に赤い小丘疹、陰部や肘などには親指の頭くらいの赤褐色のしこりなどが見られるのですが、ものすごいかゆみを発症しますので、夜もかゆみで眠れないことがあるくらいです。

疥癬の治療はヒゼンダニを殺すこととかゆみを抑えることが中心になります。

殺ダニ剤には安息香酸ベンジルやクロタミトン軟膏が使用されますが、薬以外は、お風呂に入るときに、イオウ成分の含まれた入浴剤を入れることも効果があるとされています。

かゆみに対しては、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などが使用されます。

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