愛車とのお別れの日
私は、10年落ちのプレサージュを乗っていたんですが、この子は約5年前にネット検索をしているときに見つけた子です。
ちょうど車を買い替えようという話になっていたとき、とある中古車屋のサイトを見ていたら、最初はエスティマを発見しました。
旦那はこれにするつもりでいたんですが、私は写真一覧の中にあった、プレサージュに一目惚れ。
なぜか「この車が欲しい」と思ったんですよね。
そして、一応エスティマを見る前提でその車屋さんに行きましたが、私はすぐにプレサージュを見つけました。
というか、なぜかその子がどこにいるかがわかった・・・という感じだったんです。
だから、私は「この車が欲しい」といいました。
そしてその子が我が家の愛車になったんです。
中古車だし、そうそう長くは乗れないと思っていましたが、1年半前の車検のときに、「もう通せません」と言われてしまったんです。
「車検を通すために、いろいろな部品を替える必要がある。車検代や部品代などを考えると、車を買い替えるのと同じくらいになるので、そちらをおすすめします」
と整備士さんに言われましたが、「最後の車検ということでいいので、通してください」とお願いしました。
「いいですが、1年も乗れません」
と言われました。
その後、1年の余命は過ぎ、1年半頑張ってくれて、とうとう車が止まってしまいました。
もう走らなくもなってしまったので、レッカーで自宅の駐車場からディーラーさんに持って行ってもらうことになりましたが、レッカーで連れていかれるその子を見ていたら、ものすごく切なくなってうるっときてしまい・・・。
1年も乗れないと言われていたのに、本当によく頑張ってくれたな・・・と感謝しかありません。
物にも魂がありますからね。
ただただ、「無事に私たちをいろんなところに連れて行ってくれてありがとう」という気持ちでいっぱいになった日でした。