水腎症(すいじんしょう)とは?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
水腎症(すいじんしょう)とは、尿路が圧迫、または閉塞されて尿の流れが停滞する状態を言います。
尿が停滞すると腎盂や腎杯などが膨張し腎組織を圧迫して腎機能が低下します。
膵臓の病気には何があるかわからなくても、尿を出さないといけない・・・というのはわかりますよね。
原因としては、尿の流れを障害する病気すべてになります。
子どもでは先天的な尿路や腎臓の形態異常、男性においては前立腺肥大や前立腺ガン、女性では子宮ガンや子宮筋腫、さらに膀胱ガンや尿路結石などの病気が原因となります。
どれも身近な病気ばかりです。
症状としては、閉塞の程度によっては自覚症状が見られない場合もありますが、閉塞が強い場合は腎臓付近に激しい痛みがあります。
また、周囲の臓器を圧迫すると吐き気などが起こり、尿の停滞によって尿路感染症を起こし、膿腎症になることもあります。
腎臓は一度悪くなると良くなることはないので注意が必要です。
治療は、原因となる病気の治療をすることが大切です。
尿の通過障害に対しては、カテーテルを挿入した治療や手術が行われますが、これらの治療で回復が困難な場合は、腎臓を摘出する場合もあります。
一見そんなに怖くないような病気に思えているかもしれませんが、決してそんなことはないのです。