巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)とは?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)とは、腸の神経細胞の障害によって腸が正常に運動しないため腸が拡張して閉塞を起こす病気です。
原因によって先天性のものと後天性のものがあります。
新生児に発症するヒルシュスプルング病は、先天性のもので腸の神経細胞の異常により起こり、後天性巨大結腸症は、代謝異常、神経障害、平滑筋障害、中毒性の大腸炎、ホルモン異常、精神的ストレス、薬剤の影響など様々な原因が挙げられるようです。
症状ですが、嘔吐、腹部膨満感、がんこな便秘が特徴です。
治療ですが、先天性巨大結腸症の治療の場合、生後6ヶ月を過ぎるまでは肛門拡張や浣腸、点滴によって状態を安定させて根治手術が行われます。
後天性巨大結腸症の治療は、原因となる病気の治療が必要となってくるでしょう。
病気がない場合は排便訓練や緩下剤による便秘の治療が行われますが、これらの内科的治療で改善が見られない場合は、手術が行われることがほとんどになります。