腸結核(ちょうけっかく)とは?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
腸結核(ちょうけっかく)とは、結核菌が腸に侵入して炎症を起こす病気です。
かつては肺結核に合併して起こりましたが、現在では肺結核を伴わない場合が多く見られます。
結核と聞くと「肺」と連想しますが、今では肺だけじゃなくなってきているということでしょう。
原因は、活動性の結核の人が自分の喀痰を飲みこんで発症する場合がほとんどです。
肺だけじゃなないといっても、肺結核がほとんど原因というのは同じですね。
ほかにも、結核菌が他の臓器から血管やリンパ管を通して腸結核を起こす場合もあります。
症状ですが、腸に潰瘍を形成して腹痛、食欲不振、体重減少、血便を伴う下痢、発熱、便秘など見られますが腸閉塞を起こすこともあります。
腸結核の治療には、結核の薬(抗結核剤)が使用される他、栄養価の高い食事とるようにすることで、完治します。
ただし、薬の服用は医師の指示を厳守することが大切です。
手術はほとんど必要ありませんが、狭窄を起こした場合は手術が行われることもありますから、注意が必要ですよ。