脱腸(だっちょう)―鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)とは?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
脱腸(だっちょう)―鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)とは、腸が腹膜に包まれたまま腹壁の外側に飛び出している状態を言います。
特に鼠径部に脱出が起こる鼠径ヘルニアが多く見られます。
先天的に腹壁に弱い部分があったり、後天的に腹壁が弱くなることによって起こることが多いです。
長時間歩いたり、立っていたり、激しい咳やくしゃみをした時、力仕事をした後などに鼠径部が膨れます。
症状としては、鼠径部にさわると膨れているのに気づく程度で自覚症状はほとんどありません。
飛び出した腸が締めつけられて血液の循環が悪くなると腹痛、吐き気、嘔吐などが起こり、腸が壊死する場合もあります。
このような場合は緊急的に手術が必要になるでしょう。
治療は、軽度なものでは経過観察をします。
日常生活に支障をきたす場合は手術が行われます。
この脱腸については後日お話をしたいな~と思います。