「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは?」
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは、肛門の周囲の組織に膿がたまる病気で、肛門が腫れて激しい痛みを伴います。
原因は、肛門と直腸の境にある歯状線には小さな穴があり、そこに便が通過する際、細菌が入り込んで
感染することです。
肛門周囲膿瘍を起こしやすい体質の人や免疫力が低下している人などはなりやすく、痔核や裂肛から
感染を起こすこともあります。
症状は、肛門が化膿して激しい痛みを起こします。
痛みは、膿瘍が歯状線の上部にできた場合は下腹部の鈍痛くらいで症状がほとんど見られません。
歯状線の下部にできた場合は、ズキズキした強い痛みを伴います。
また、膿瘍が大きくなると高熱を起こすこともあります。
化膿した部分が破れれば膿が出て痛みは治まりますが、トンネルが出来てしまうと痔瘻(じろう)になります。
治療としては、膿がたまっていれば切開して膿を出します。
症状はこれで治まりますが、痔瘻が残ってしまうことがあるので痔瘻の手術も必要になります。
どんな病気でも、膿ができた場合は、やはり膿を出すことが大切なのでしょう。
膿があるだけで、痛みがひどいし臭いもひどくなりますからね。。。