直腸脱(ちょくちょうだつ)とは?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
直腸脱(ちょくちょうだつ)とは、直腸の粘膜と外側の筋層が一緒に飛び出してしまう病気で、内痔核が飛び出してしまう脱肛とは異なります。
特に40歳以上の女性によく見られます。
原因としては、子どもの場合は、排便時のいきみすぎが原因です。
成人では、加齢によって括約筋が弱くなることで起こります。
また、出産時に骨盤底の筋肉が弱くなるために出産経験の多い高齢の女性に多く見られます。
肛門や腸、排尿関係の病気は、やはり筋力低下(腹圧低下)がよくないのでしょう。
症状は、主に排便後の脱出が見られますが、脱出は2~3㎝から10センチ以上飛び出してしまうこともあります。
進行すると腫れや痛み、出血を伴うこともあります。
治療ですが、子どもの直腸脱に対しては、便秘の予防と排便時にいきまないように排便週間が改善されます。
成人の場合は、手術が行われます。
手術には、直腸を固定する直腸つり上げ固定術、三輪ガント手術、ティールッシュ手術、デローメ手術、アルテマイヤー手術などがあります。
みなさん、腹筋とか背筋の運動は毎日軽くしておいたほうがいいいと思いますよ!