「アカントアメーバ角膜炎とは?」
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
アメーバの一種であるアカントアメーバが角膜に感染して起こる病気で、まれですが、角膜の感染症のなかでは最重症となります。
アカントアメーバは通常なかなか感染を起こしませんが、アカントアメーバ角膜炎の原因は、多くはアメーバで汚染されたコンタクトレンズを使用することによって生じます。
アカントアメーバ角膜炎の症状の現れ方ですが、症状はゆっくりと進行していきます。
他の感染に比べて眼の痛みが非常に強いのが特徴で、涙もかなり出ます。
また、白目の充血も非常に強くなります。
視力の低下は初期は軽度ですが、徐々に見にくくなり、進行すると重度の視力障害となります。
アカントアメーバ角膜炎の検査と診断には、角膜の悪くなっている部分をこすり取って、アカントアメーバを検出します。
特殊な病原体でありますが、大きな総合病院でも検査が困難なことが多い点が問題になっています。
アカントアメーバ角膜炎の治療方法は、特効薬がないため抗真菌薬を使用します。
それに加えて感染した角膜表面を何度も削る治療を併用する必要があり、根治には何カ月もかかることがまれではありません。
アカントアメーバ角膜炎に気づいたらどうする大きな病院での診察が必要ですが、この病気はそうならないように予防すべき病気といえます。
なぜなら、アメーバは非常に感染しにくい病原体ですので、正しくコンタクトレンズを使用している場合に感染することはあまりないものです。
その分、いったん感染すると、診断・治療は困難を極めますので注意が必要となるでしょう。
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