2018年
6月 1日

「アスピリン過敏症とは?」  

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

アスピリンはアセチルサリチル酸という解熱鎮痛薬ですが、アスピリン過敏症とはアスピリンやその他の酸性解熱鎮痛薬を服用することで、気管支喘息(ぜんそく)、鼻炎、じんま疹などの症状が出ることをいいます。

 

アスピリン過敏症は成人に多くみられ、女性は男性の1・5倍といわれています。

 

アスピリン過敏症の原因は不明ですが、酸性解熱鎮痛薬に共通してみられるシクロオキシゲナーゼ抑制作用が関係していると考えられています。

 

アスピリン過敏症の症状の現れ方ですが、気管支喘息、鼻炎、じんま疹のすべてを起こす場合と、喘息だけ、あるいはじんま疹だけを起こす場合があります。

 

喘息のある人では激しい発作を起こし、これをアスピリン喘息といいます。

 

鼻茸(はなたけ)(鼻の粘膜にできる腫瘍)や慢性副鼻腔炎(ふくびくうえん)を合併している人に多くみられ、症状が進行するとアナフィラキシー様の症状がみられます。

 

アスピリンの吸入や経口負荷試験により診断されますが、アレルギー反応ではないので、薬剤アレルギーの血液検査やプリックテストなどの皮膚テストは陰性になります。

 

アスピリン過敏症になったら、アスピリンなどの解熱鎮痛薬を服用しないことです。

 

発熱時など、どうしても薬が必要な時は、酸性解熱鎮痛薬以外の薬剤(アセトアミノフェン、塩基性解熱鎮痛薬など)を医師から処方してもらうとよいでしょう。

 


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